本校に通う子どもたちはみんな元気に登園登校してきます。もちろん中には現地校の後なので、疲れた顔で来る子もいます。でも、三育にいるうちに元気になってゆきます。なぜでしょうか？　

​

それは、本校が３つの愛に包まれた学校だからです。神様の愛、先生たちの子どもたちへの愛、さらに、子どもたちが日本語をしっかりと学んでほしいと願って通わせてくださっている保護者の皆さんの愛です。この３つの愛の真ん中に子どもたちはいます。

​

本校で学ぶ子どもたちはその愛の中で育まれているので、新しく仲間に入ってきた子どもたちが大好きです。なぜなら、自分たちもそうやって初めて三育に来たときに友だちや先生たちに迎えられているからです。

​

本校は日本語補習授業校です。アメリカに住んでいるときだけ必要とされる学校です。でもその大切な時間、子どもたちと一緒にその道を走っていきたい。そう願って４０年以上歩んでまいりました。

​

本校では、単なる日本語修得にとどまらず、日本語を通して文化や自分のアイデンティティーの基礎となる一人ひとりの大切な土台を作ってゆきます。願わくは一人でも多くのシリコンバレーに住む子どもたちの幸せづくりのお手伝いをこれからもしてまいりたいと思います。